泗上十二諸侯(しじょうじゅうにしょこう)は、春秋戦国時代に泗河の流域に存在した12の諸侯国。

『史記』田敬仲完世家では斉の威王の代に泗上十二諸侯は斉に朝貢したとある。戦国時代の中後期に、中原には戦国七雄と小諸侯国が共存していた。この小諸侯国を泗上十二諸侯という。遅くとも戦国時代の半ばでは存在していて、東に拡大した斉と南に拡大した楚によって併合された。

  1. 宋(現在の河南省商丘市睢陽区)
  2. 魯(現在の山東省済寧市曲阜市)
  3. 衛(現在の河南省濮陽市濮陽県)
  4. 邾(現在の山東省済寧市鄒城市)
  5. 薛(現在の山東省棗荘市薛城区)
  6. 郳(現在の山東省棗荘市山亭区)
  7. 滕(現在の山東省棗荘市滕州市)
  8. 莒(現在の山東省日照市莒県)
  9. 任(現在の山東省済寧市任城区)
  10. 郯(現在の山東省臨沂市郯城県)
  11. 費(現在の山東省臨沂市費県)
  12. 邳(現在の江蘇省徐州市邳州市)

参考文献

  • 楊寛『戦国史』
  • 李学勤『東周与秦代文明』

西周至春秋時期十二大諸侯陳國與曹國 每日頭條

春秋戰國史:泗上十二諸侯 每日頭條

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