マキバタヒバリ(牧場田雲雀、学名:Anthus pratensis)は、スズメ目セキレイ科に分類される鳥類の一種である。

分布

ヨーロッパ北部から西シベリア北部、アイルランド、アイスランド等で繁殖し、冬季はアフリカ北部からヨーロッパ南部、小アジア、中近東へ渡り越冬する。

日本では迷鳥として1997年に福岡県で記録され、その後沖縄県や、石川県舳倉島、奄美大島でも記録されている。

形態

体長約14cm。雌雄同色である。頭からの上面は緑褐色で、黒褐色の斑が各羽にある。眉斑は不明瞭で、ほとんど目立たない。喉から下尾筒までの体下面は淡褐色。

後趾の爪は黒く、直線的で長い。

生態

牧草地や草地、農耕地に生息する。

鳴き声は、「チュイッ」、「ピッ ピッ」など。


参考文献

  • 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社

関連項目

  • 日本の野鳥一覧

マキバタヒバリ5636 GANREF

マキバタヒバリ、タヒバリ、ムネアカタヒバリほか(2021年1月7日)野鳥情報一覧沖縄本島・八重山(石垣島、西表島、竹富島など)で野鳥撮影

マキバタヒバリ 越冬が確認できました 南紀ロマンチックワールド

マキバタヒバリ6560 GANREF

マキバタヒバリ Meadow Pipit (Anthus pratensis, Alauda pratensis Meadow pipit