シャレードソシアル(Charade Social )は、ダイハツ工業がかつて生産・販売していたセダン型普通乗用車である。
概要
1987年に登場したコンパクトカーの3代目シャレードをベースにした4ドアセダン。フロント部分はハッチバックとほぼ同じだが、独立したトランクを用意する為に全長を延ばしている。リアシートは分割可倒式を採用したことで、トランクと接続することも可能になった。なお、ベース車に存在したスポーツグレード「デ・トマソ」は設定されていない(ただし、1995年の東京モーターショーに2代目モデルをベースとした「デ・トマソ」仕様を参考出品している)。
初代(1989年-1994年)G102S型
- 1989年4月
- 販売開始。エンジンは1.3Lの電子制御シングルキャブ仕様。前輪駆動のみの設定。
- 1994年4月
- ソシアルの生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1994年5月
- 販売終了。
2代目(1994年-2000年)G203S/G213S型
- 1994年5月
- フルモデルチェンジ。全体的な寸法やエンジン排気量、トランスミッションの段数(AT)を拡大した。
- 1996年8月
- シャレードソシアルをベースに、ワゴンのパイザーが登場。
- 1999年9月
- ハッチバック、ソシアル共に生産終了。以後は在庫のみの対応となる。
- 2000年5月
- ハッチバック、ソシアル共に販売終了。これにより日本国内向けとしてのシャレードは23年の歴史に幕を下ろした。
車名の由来
- シャレードは英語で「謎解き」の意味。
- ソシアルは英語で「社会的な意義のある、親しみやすい」という意味。
脚注
関連項目
- ダイハツ
- ダイハツ・シャレード - ベース車
- ダイハツ・パイザー - 派生車
外部リンク




