メシチルオキシド (mesityl oxide) とは、有機化合物の一種で、示性式が CH3C(O)CH=C(CH3)2 と表されるケトン。無色の液体で、強いペパーミント臭を持つ。

製造

メシチルオキシドはアセトンの二量化により生成する。水酸化バリウムなどの塩基を触媒とするアルドール縮合によりアセトンからジアセトンアルコールを作り、ヨウ素を触媒として脱水させメシチルオキシドを得る。

用途

二重結合を水素化するとメチルイソブチルケトン (MIBK) が得られる。

メシチルオキシドに対してさらにもう1分子のアセトンが縮合環化すると、イソホロンが得られる。

参考文献


2[(2メトキシフェノキシ)メチル]オキシランIndia Fine Chemicals

ポリエチレンオキシドとは?性状、用途、構造、反応などを徹底解説 株式会社CrowdChem

1-(2-メトキシエチル)-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-カルボン酸 製品情報 キシダ化学株式会社

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トリメチルアルシンオキシド 化学物質情報 JGLOBAL 科学技術総合リンクセンター