日本音楽著作家連合(にほんおんがくちょさくかれんごう、The Song Writers Union of Japan)は、作詩家・作曲家・編曲家の団体。略称「SUJA」。

歴代会長

  • 藤田まさと(1973年 - 1982年) 
  • 星野哲郎(1982年 - 2001年)
  • 松井由利夫(2001年 - 2007年)
  • 志賀大介(2007年 - 2016年)
  • 四方章人(2016年 - 2023年)
  • 幸耕平(2023年 - )

沿革

  • 1973年5月、設立。会長:藤田まさと、副会長:宮田東峰、理事長:藤間哲郎、事務局長:野本高平
  • 1973年7月、赤坂に事務所開設、会報創刊
  • 1975年7月、藤田まさと会長講師に音楽出版社協会ビジネスセミナーを開催
  • 1977年6月、第6回「東京音楽祭世界大会」開催に協力
  • 1979年1月、役員改選。副会長:古関裕而、理事長兼事務局長:松井由利夫
  • 1981年1月、「なかまの歌」創刊
  • 1981年8月、役員改選。理事長:松井由利夫、事務局長:志賀大介
  • 1982年8月、役員新体制。会長:星野哲郎、副会長:松井由利夫、理事長:村沢良介、事務局長:志賀大介
  • 1982年9月、事務所を新宿神谷ビルに移転
  • 1983年11月、「商用レコードの公衆への貸与に関する著作者等の権利に関する法律案」が衆議院を通過、参議院で承認された
  • 1983年10月、事務所を新宿四谷フランセビルに移転
  • 1984年12月、藤田まさと賞制定(記念パーティー開催)
  • 1985年5月、第1回藤田まさと賞決定(※以降、受賞作品欄にて掲載参照)
  • 1986年4月、日本音楽作家団体協議会設立に参加
  • 1986年5月、藤田まさと記念新作歌謡詩コンクール制定第1回新人作詩賞発表
  • 1987年6月、会報・No40号発行
  • 1988年2月、分科委員会合同会議開催
  • 1994年1月、創立20周年記念・新年懇親会開催
  • 1998年11月、「なかまの歌」No50号発行
  • 2000年6月、日本音楽著作家団体協議会(FCA)に役員として村沢良介、星野哲郎、志賀大介、松井由利夫就任
  • 2001年4月、第14回新作歌謡詩コンクール受賞作品を原盤制作第1号として決定し、日本クラウンより発売
  • 2001年12月、星野哲郎JASRAC会長就任に伴ない勇退、松井由利夫を第3代会長に就任
  • 2003年5月、松井由利夫会長・日本音楽作家団体協議会(FCA)会長に就任
  • 2004年11月、会報No90号発行
  • 2005年7月、「なかまの歌」No70号発行
  • 2006年4月、日本音楽作家団体協議会常任理事に志賀大介、理事に四方章人 就任
  • 2007年4月、役員新体制。会長:志賀大介、副会長:弦哲也、理事長兼事務局長:野本高平、副理事長:四方章人
  • 2007年10月、野本高平急死に伴ない、理事長:四方章人、副理事長:聖川湧、事務局長:雅木しげる 就任
  • 2008年2月、会報100号発行
  • 2008年6月、FCA(日本音楽作家団体協議会)副会長:志賀大介 就任
  • 2008年10月、日本音楽著作家連合創立35周年記念・藤田まさと生誕100年記念誌「みちのり」発行
  • 2009年8月、第23回藤田まさと記念・新作歌謡詩コンクールグランプリ作品がオリコン演歌チャート及びUSEN3位にランクイン
  • 2010年6月、顧問・相談役会開催
  • 2010年9月、ホームページ委員会発足
  • 2010年12月、日本音楽著作家連合公式ホームページ公開
  • 2011年8月、「東日本大震災」の被災者に日本赤十字社を通じて義援金を送る
  • 2012年5月、FCA(日本音楽作家団体協議会)会長に志賀大介 就任
  • 2013年5月、日本音楽著作家連合創立40周年・記念随筆集「百華百文」発行
  • 2016年1月、事務局次長 筑紫みなも氏が退任。小川ゆき氏 就任
  • 2016年5月、役員新体制 会長:四方章人、副会長:聖川湧、理事長:幸耕平、副理事長:坂口照幸、鈴木紀代氏ら四役五名が就任。新たに名誉会長:志賀大介氏、筆頭相談役:弦哲也氏就任
  • 2016年10月、新役員体制に伴い、ホームページリニューアル更新。雅木しげる事務局長が勇退し、高橋直人理事が新事務局長に就任
  • 2018年6月、創立45周年記念に会章(バッジ)の制作
  • 2022年5月、事務所をサントピア四谷に移転(メトロ:四谷三丁目)
  • 2023年1月、創立50周年記念新年懇親会開催(記念品:電波時計)
  • 2023年5月、役員新体制。会長:幸 耕平、理事長:大谷明裕、副理事長:さいとう大三、かず翼、筆頭顧問:四方章人、筆頭相談役:弦 哲也

藤田まさと賞

<目的>

昭和の半世紀にわたって日本人の「心」を歌い続け、歌謡史に業績を残した作詞家・藤田まさとの名を後世に伝え、大衆歌謡の発展と日本の歌謡界の繁栄に寄与すること。

<選考要領>

優れた「詩」であることが最大のポイントであり、詩の心を体した作曲、歌の心を掴んだ歌唱、作品の心を巧みに表現した編曲等、これら総合の成果を評価する。

説明

設立当初は「そんなものいらない」と辞退する歌手もおり、会長の星野哲郎が直々に「受けていただけますか」と電話を掛けていた。

藤田まさと賞・歴代受賞作品

藤田まさと記念・新作歌謡作品コンクール

〈目的〉
日本音楽著作家連合の初代会長・藤田まさと先生の業績を称えて、新しい作品の開発と著作家の育成を目的として設けられた。
〈選考要領〉
まずは「作詩」を会員および一般に公募。応募作品は選考委員会により一次審査を経て最終選考され、入賞作品を「課題詩」とし、作曲会員による作曲募集を行う。ここで応募された楽曲が一次選考され、制作レコード会社の担当者による最終選考に進む。最終的に選ばれた楽曲が作品化される。
発売された受賞作品

《※授賞後、発売になった作品のみ掲載。》

脚注

外部リンク

  • 日本音楽著作家連合 公式サイト

日本音楽著作権協会(JASRAC) 、2023年度の事業について報告 エンタメラッシュ

日本音楽著作家連合 第38回 新作歌謡作品コンクール 作詩募集

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