国民全体会議(こくみんぜんたいかいぎ、アラビア語: المؤتمر الشعبي العام, ラテン文字転写: al-Mu'tamaral-Sha'bial-`Am、英語: General People's Congress, 略称: GPC)は、イエメンの政党。後述の通り、現在は3つの派閥に分裂している。

概要

1982年8月に旧北イエメンの翼賛組織として成立し、第一次全国代表大会(国会)で愛国憲章を通過させた。イエメン共和国(現イエメン)成立後も、一貫して与党であり続けている。2003年4月27日に実施された最新の議会選挙では、人民代表院(国会)の定員である301議席のうち、約80%の238議席を獲得した。ただし、野党勢力は不正選挙を主張して抗議活動を行なった。

常務委員会を設置しているが、2017年12月に議長(党首)で前イエメン大統領だったアリー・アブドッラー・サーレハが殺害されて以降は3つの派閥に分裂している。アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー(現大統領)、サーデク・アミーン・アブ・ラス(フーシが推す)、アフマド・アリー・アブドゥッラー・サーレハ(サーレハ前大統領の長男)が自ら議長であると主張している。

議席数

2003年の総選挙での得票58%となり、また選挙区における議席獲得数は238議席(全体議席の79%)であった。以降、同国で議会選挙は行われていない。

脚注

関連項目

  • イエメン
  • 代議院
  • アリー・アブドッラー・サーレハ

外部リンク

  • 公式サイト

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