秋田市立桜中学校(あきたしりつ さくらちゅうがっこう)は、秋田県秋田市桜台にある公立中学校。略称は桜中。
概要
1998年、秋田市立城東中学校のマンモス校を解消すべく、市内22番目に新設された中学校である。当校が位置する桜台のほか、横森・桜・桜ガ丘・大平台・上北手大戸の全域と下北手の一部区域を学区としている。
校歌は開校後に制定され、元校長の加藤豪之助が作詞し、県内出身の作曲家・編曲家・指揮者である小野崎孝輔が作曲した。3部構成の歌詞には、校名や町名に用いられている「桜」が各部の最後に盛り込まれている。
校章は左右対称のデザインとなっており、自主・創造・責任・協力・友愛の意味が込められた桜の花びらを配置している。開校前の1997年9月に市教育委員会が城東中学校の生徒職員や桜小学校の児童、地区民を対象にデザインを募り、およそ500点の中から選定されたものである。
2024年度の生徒数は464人で、特別支援学級を含めた学級数は19におよぶ。
沿革
- 1997年(平成9年) - 校舎と体育館を落成。
- 1998年(平成10年)
- 4月1日 - 開校。開校時の生徒数は492人。
- 4月4日 - 開校式を挙行。
- 9月28日 - プールを落成。
- 10月4日 - 開校およびグランド落成記念野球大会を開催。
- 1999年(平成11年)
- 2月24日 - 校歌披露目会を挙行。
- 11月4日 - 竣工記念式典を挙行。
- 12月18日 - 町内生徒会を発足。
- 2000年(平成12年)2月14日 - 部室を落成。
- 2001年(平成13年)
- 3月15日 - 武道場を落成。
- 7月14日 - 剣道部男子が県中学校総合体育大会にて団体優勝し、全国大会に出場。
- 8月25日 - 柔道部が全国中学校柔道大会個人の部66kg級で5位に入賞。
- 2002年(平成14年)
- 3月29日 - 卓球部が全国中学選抜卓球大会に出場。
- 8月15日 - 県中学校総合体育大会にて、男子卓球部と女子ソフトテニス部および水泳部の400mリレーで優勝。その後、水泳部と体操部は全国大会に出場。
- 2003年(平成15年)
- 3月29日 - 卓球部が全国中学選抜卓球大会に、ソフトテニス部が全国ジュニア選抜ソフトテニス大会に出場。
- 4月1日 - 2学期制を試験的に導入。
部活動
運動部
- 陸上競技部(男女)
- 野球部
- サッカー部
- ソフトテニス部(男女)
- 卓球部(男女)
- バスケットボール部(男女)
- バドミントン部
- バレー部(女子)
- 剣道部
- 水泳部
- 柔道部
- 体操部
- スキー競技部
文化部
- 美術部
- 放送部
- 吹奏楽部
施設概要
主な施設を掲載。
- 校舎(4,991 m2) - 鉄筋コンクリート造3階建てで、体育館と一体構造になっている。2階には集会に使える小講堂や、小体育館としても使用可能な多目的室を設けている。
- 体育館(1,680 m2) - 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平屋建て
- 武道場(449 m2) - 鉄骨造平屋建て。桜誠館と呼ばれている。
- プール(プール槽部分:325 m2)
- 校庭(12,790 m2)
- テニスコート
- 部室
学区
- 秋田市
- 桜台1丁目 - 3丁目
- 横森1丁目 - 5丁目
- 桜1丁目 - 4丁目
- 桜ガ丘1丁目 - 5丁目
- 大平台1丁目 - 4丁目
- 上北手大戸
- 字大戸、字関上、字堀ノ内
- 下北手桜(一部)
- 字桜、字柚ノ沢、字蛭沢、宮ケ沢
出典:
生徒数・学級数
進学前小学校
- 秋田市立桜小学校(秋田市桜)
アクセス
バス
- 「桜台中央公園前」バス停(秋田中央交通)から徒歩で約2分
周辺
- 秋田市立桜小学校
- 秋田市桜地区コミュニティセンター
- 桜台中央公園
著名な出身者
- 菊沢竜佑 - プロ野球選手
- 髙野柚希 - バスケットボール選手
脚注
出典
関連項目
- 秋田県中学校一覧
外部リンク
- 秋田市立桜中学校



