クルマバハグマ(車葉白熊、学名:Pertya rigidula (Miq.) Makino)はキク科コウヤボウキ属の多年草。
異名:Macroclinidium rigidulum (Miq.) Makino
分布と生育環境
本州の近畿以北に分布し、山地の乾いた木陰に自生する。
特徴
高さは50 - 80 cmになり、葉は車状に輪生し、8枚ほどの葉が茎につく。花期は8月から9月頃で、円錐花序に十数個の花をつける。
漢字表記の白熊(ハグマ)は払子などに用いられる中国産のヤクの尾の白い毛を意味し、花の形がこれに似ることによる。
近縁種
- オヤリハグマ(御槍白熊、学名:P. triloba (Makino) Makino)
- カシワバハグマ(柏葉白熊、学名:P. robusta (Maxim.) Makino)
- コウヤボウキ(高野箒、学名:P. scandens (Thunb.) Sch.Bip.)
- ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒、学名:P. glabrescens Sch.Bip. ex Nakai)
画像
脚注
参考文献
- 佐竹義輔、大井次三郎、北村四郎 他『日本の野生植物 草本III合弁花』平凡社、1999年。ISBN 4-582-53503-8。
外部リンク
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」




