宝生院(ほうしょういん)は、埼玉県南埼玉郡宮代町にある真言宗智山派の寺院。

歴史

鎌倉時代、宥仙によって開山された。当院には、「応永二十一年(1414年)」の銘が入った鰐口を所蔵している。この鰐口は宮代町の文化財に指定されている。

明治初期より、当院は小学校として使用されてきた。当時は「進修学校」と呼ばれていた。現在の宮代町立百間小学校の前身である。

当院の墓地には、宮代町初代町長の斎藤甲馬の墓がある。1955年(昭和30年)の宮代町成立以来、1982年(昭和57年)の死去まで在任し、当時は名物町長として知られていた人物である。斎藤町長の出身校は当院にあった進修学校であり、宮代町のコミュニティセンター「コミュニティセンター進修館」の名称はこれに由来する。

文化財

  • 宝生院鰐口(宮代町指定文化財 平成3年2月21日指定)
  • 円空仏(役行者倚像)(宮代町指定文化財 平成24年3月31日指定)
  • 宝生院大イチョウ(宮代町指定天然記念物 平成3年2月21日指定)

交通アクセス

  • 東武動物公園駅より徒歩33分。

脚注

参考文献

  • 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年

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宝生院|THE GATE|日本の旅行観光マガジン・観光旅行情報掲載

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