補償余剰(ほしょうよじょう、compensating surplus)とは、ある財の価格が変わった時に効用も変化するが、その変化した効用から元の効用にまで補うのに必要な金額である。支払意思額(willingness to pay)とも言われる。

支払意志額

支払意志額(英: willingness to pay; WTP)はある財に対して最大限支払っても良いと思う金額である。WTPはミクロ経済学における留保価格(英: reservation price)に相当する。ある財を特定の量消費することに対するWTPは総支払意志額(Total WTP)という。WTPは金額で表現される。

WTPは消費者当人が財に対して感じる有難さの金銭的表現であるため、ある財から得られる便益を表現する指標として用いられる。便益とコストの差、すなわちWTPから価格を引いた値を消費者余剰という。

脚注

関連項目

  • 環境経済評価
  • 環境経済学
  • 仮想評価法

補償内容・支払事例

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損害賠償請求権の益金計上時期