愛知大学前駅(あいちだいがくまええき)は、愛知県豊橋市北丘町1番地1にある豊橋鉄道渥美線の駅である。駅番号は4

概要

改札と愛知大学豊橋校舎の門が隣接しており、ホームの一部は大学敷地内にある。1924年、師団口駅として開業したが、高師口駅へと改称した後、1944年に一旦は休止した。その後、愛知大学が豊橋駅から豊橋校舎(旧陸軍第十五師団跡地)までのスクールバスを廃止したため、1968年、大学前駅として営業再開した。2005年より現在の愛知大学前へと改称している。

駅員配置駅で早朝・夜間および日曜・祝日は無人になる。ただし日曜・祝日は、愛知大学入学試験期間、予備校の模擬試験などで臨時営業する場合もある。普通乗車券は発売しているが、他社線連絡切符や硬券入場券は置いていない。

当駅と小池駅の間には、国道259号(田原街道)や愛知県道502号豊橋環状線(豊橋環状線)と立体交差するための地下区間「小池隧道」が存在する。

歴史

  • 1924年(大正13年)4月25日:渥美電鉄の師団口駅として開業。
  • 1925年(大正14年)5月1日:新豊橋駅(初代、現・花田信号所) - 当駅間開業に伴い途中駅となる。
  • 1940年(昭和15年)9月1日:名古屋鉄道との合併により同社渥美線の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)11月1日:高師口駅に駅名改称。
  • 1944年(昭和19年)6月5日:営業休止。
  • 1968年(昭和43年)4月1日:大学前駅として豊橋鉄道が現在地で営業再開。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月29日:愛知大学前駅に駅名改称。
    • 2月7日:ホーム改良工事開始。
    • 4月18日:ホーム改良工事終了。
    • 5月16日:改築工事完成披露式典挙行。
  • 2011年(平成23年)2月11日:manaca導入。

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅である。ホーム上にはベンチや飲料自動販売機が設置されている。

改札口は北口と南口にあり、ともにバリアフリーである。南口は愛知大学関係者専用口のため、講義期間中や試験期間中の平日・土曜の一部時間帯のみ開くが、日曜・祝日や長期休暇期間は閉鎖される。

配線図


利用状況

  • 主として通学・通勤用に利用される。
  • 当駅の利用状況の変遷を下表に示す。
輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。
乗降人員調査結果は任意の1日における値で、単位は人である。調査日の天候・行事等の要因による変動は考慮されていない。
表中、赤色は各項目の最高値である。また、最高値を記録した年度を基準に、それ以前の最低値を緑色、以降の最低値を青色で表記している。


駅周辺

隣の駅

豊橋鉄道
■渥美線
小池駅(3) - 愛知大学前駅(4) - 南栄駅(5)

脚注

出典

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

【明大前】 地域・街情報サイト【街から】 ノムコム

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