ルドラマデーヴィ 宿命の女王』(ルドラマデーヴィ しゅくめいのじょおう、原題:Rudhramadevi)は、2015年に公開されたインドのテルグ語3D映画。カーカティーヤ朝の君主であり、インドの歴史上数少ない女王の1人でもあるルドラマ・デーヴィの生涯を描いた叙事詩的映画である。監督・脚本はグナシェカール、主演はアヌシュカ・シェッティが務め、バックグラウンドスコアとサウンドトラックの作曲はイライヤラージャが務めている。

2015年10月9日に公開され、ヒンディー語吹替版、マラヤーラム語吹替版が製作された。タミル語版はテナンダル・スタジオ配給で10月16日に公開された。公開初日の興行収入は2015年公開のインド映画で5番目の成績となり、公開初週末の世界興行収入は3億2000万ルピーを記録した。

日本では劇場未公開・DVD未発売で、CSで放送された。

あらすじ

キャスト

製作

グナシェカールはルドラマ・デーヴィの生涯を題材にした脚本を執筆した。ルドラマ・デーヴィ役としてアヌシュカ・シェッティ、ナヤンターラ、プリヤンカー・チョープラーが検討されたが、最終的に『Arundhati』の演技を評価されたアヌシュカが起用された。音楽監督にはイライヤラージャ、美術監督にはトーッター・ダラニが起用され、8億ルピーの製作費が投じられた。ゴーナ・ガンナー・レッディ役にはマヘーシュ・バーブとN・T・ラーマ・ラオ・ジュニアが検討されたが、2人とも出演を辞退しており、最終的にアッル・アルジュンが起用された。衣装デザインはニーター・ルッラーが担当している。ラッパーのバーバ・セガールはグナシェカールの依頼で映画への出演が決まり、悪役のマハーデーヴァには『Khelein Hum Jee Jaan Sey』や『Heart Attack』で悪役を演じていたヴィクラムジート・ヴィルクが起用されている。2013年2月14日からワランガルのルドレシュワラ・スワーミ寺院で最初の撮影が行われ、2014年7月に撮影の最終スケジュールが終了した。

オーディオ・ミュージックはテランガーナ州、アーンドラ・プラデーシュ州で別々に発売される予定で、それぞれの州首相がゲストとして発売イベントに出席する。アルバム6曲のうち3曲はヴィシャーカパトナムのウガディの当日にリリースされ、残りの3曲は翌日ワランガルでリリースされた。アルバムはデカン・ミュージックのベスト・テルグ・アルバムに選ばれている。

公開

2015年3月に予告編が公開された。公開日は6月26日を予定していたが、技術的な問題により10月9日に変更された。テランガーナ州では娯楽税が免除された。また、インド国外の顧客向けサービスとして、Herotalkies.comのウェブサイトで3D・2Dフォーマットの配信が行われた。

評価

興行収入

本作は2015年公開のインド映画の公開初日興行収入で第5位となった。公開週末の国内興行収入は3億2000万ルピーとなり、公開第1週の累計興行収入は5億7620万ルピーを記録した。公開17日目の合計興行収入は8億1770万ルピーとなり、公開21日目に8億3000万ルピー、公開35日目には8億6920万ルピーを記録した。

ヒンディー語吹替版は公開2週間で1億5000万ルピーの興行収入を記録した。国外の興行収入は公開24日目に99万772ドル、公開31日目には99万3837ドルを記録した。

批評

本作は物語やアヌシュカの演技が高く評価されている。Belvoir Eagleは3.5/5の星を与え、ハンズ・インディアのキアーラ・シンドゥは4/5の星を与えている。

受賞・ノミネート

出典

外部リンク

  • Rudhramadevi - IMDb(英語)

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